うぅ～、寒すぎるよ……。
まさか雪が降るとはね～。
天気予報では、そんなこと言ってなかったのに。

これ積もるかな？　
――あはは、わからないよね。
彼方ちゃんもわからないもんな～。

う～、寒いから、
ひとまずどこかで暖をとりたいよ～。
……こたつとかに潜りこみたい。

えー！　こたつあるの？　
ぜひ、行こう、すぐ行こう。

ふぃ～、着いたね。
外は冷蔵庫みたいに寒いけど、
家の中は暖かくていいな～。

こんな寒い日は、
こたつでぬくぬくするに限るよね。
ささっ、電源つけちゃってよ～。

早くあったまらないかな～♪　
ほら、あなたも入って、入って。

あ、ごめん。足がぶつかっちゃった……。　
ふふふ。寒い日もなんだか悪くないなぁ。

ほら、こうやって一緒にこたつに入って
のんびりしてると、
気持ちもぽかぽかしてくるよね～。

あったかいからって、
こたつに入ったまま寝ないように……
すやぁ……。

見てください、雪が積もっていますよ！
昨日雪が降っている時に、
「積もれ積もれ……！」と願っていたのが効きました。

早速ですが、雪祭りに出展できるくらいの
雪像を作ってみませんか？　合体ロボとか！

え、さすがに雪の量が足りない？　
た、たしかに……！　
この積雪量では難しそうですね。

合体ロボは、またの機会にとっておきましょうか。
それでは雪だるまを作るなんて、どうですか？

――いいんですか？　ありがとうございます！
一緒にがんばりましょう！

それにしても雪だるまを作るなんて、
すごく久しぶりです。
こうして雪玉を大きくしていくのは楽しいですね♪

……結構、雪玉も大きくなりましたね。
それじゃあ、頭の部分を持ち上げて
完成させましょう。
せーの。

ふふ、なんだかずっと見ていると愛着が湧きますね。
木の枝の手なんて、すごくかわいらしいです。

夜になると雪だるまが動き出して、
話しかけてきたら素敵だと思いませんか？　
なーんて、あはは。
いまだにそんなことを考えてしまいます。

もし、よかったら、
今晩また二人でここに来ませんか？
雪だるまがどうなってるのかを確認しに！