天使の衣装か～。ふふふ。わたしのイメージだと、羽がついてて、全身白くてふわふわな感じだよ。
みんなで天使の衣装を着てライブをしたら、応援してくれる人たちをとっても幸せにできそうだね。
同好会のみんなの天使の姿……見てみたいな～。
――あれっ、その天使の衣装どうしたの？　偶然あった？　ほんとかな～。ふふふ。
着てみたよ。どうかな？　――え、すごく似合ってる？　ありがとう、うれしい♡
この衣装すごくかわいいね♪　白いけど、ハートのワンポイントもあるし、背中には本当に羽が生えてるみたい。
わたしがイメージしてた天使の衣装と、ピッタリだよ～！　用意してくれてありがとうね。
でも、わたしとあなたの天使のイメージが一緒だなんて、とっても驚いちゃった。
『これからも汝とともにあらんことを』……なんてね。どうどう、少しは雰囲気が出たかな？
――え？　本物の天使みたい……？　さすがにそれは、褒めすぎじゃないかな、ふふふ。

あれ、その雑誌って、たしか私が載ってるやつよね？　そんなにコソコソ読まなくてもいいのに。
ねえ、雑誌じゃなくて、本物の私を見て……って、そんなに思いっきり目を閉じなくてもいいじゃない。
手の届く距離に私がいるんだから。実際に見たほうが、いろいろとお得な気がしない？
――そういうことじゃない、ってどういうこと？　キミが望むなら私のこと、たっぷり見せてあ・げ・る♡　それとも私に触れてみる……？
ふふっ、いい反応してくれて嬉しいわ♪　今度着る衣装を見せようと思って。かなり攻めてるデザインでしょ？
このあたり、お腹と背中がかなり見えるの。私はすっごくお気に入りなんだけど、どうかしら。
――え、かわいい？　ふふっ、ありがと。これを着たら一番にキミに見せてあげようと思ってたのよ。
あら、顔が赤くなってない？　あまりにも似合っててびっくりしちゃったのかしら？
キミは私から目を離しちゃダメよ。ちゃんと私のことを見ていてくれないと♡