ん～！　いいお天気！
絶好のスポーツ日和だよ～！
暑すぎず寒すぎず、秋晴れで過ごしやすくってさ、
まさにスポーツの秋って感じだよね～

今日はおばーちゃんもおねーちゃんも
見に来るって言ってたし、気合入っちゃうよ～！

……もう、君ってば緊張しすぎ！　
愛さんの地元の小さい運動会なんだから
そんな固くならないで大丈夫だって！

……あれ、今日どの種目に出るか言ってなかったっけ？
あはは、ごめんごめん！　
今日君と愛さんが出るのは～、リレーだよ！　
ちなみにアタシはアンカーね

だいじょーぶだいじょーぶ、
楽しく走ればいいんだって。

それに君からバトンをもらうのは愛さんだから、
なにかあったらフォローしてあげる♪

そんなに不安なら、始まる前にバトンパスの練習しようよ。
バトン……はないからとりあえずこのタオルで！

じゃあ君が走ってきて～、
はい！　おお、いい感じ！

ね、心配いらないでしょ？　
君と愛さんの華麗なバトンパスを見せつけちゃおうよ

君からもらったバトン、愛さんぜーったい落とさないから！　
1位でゴールテープ切るから、応援しててよね♪

先輩、今日はお休みなのに、
付き合ってくださってありがとうございます

実は図書館に行くの久しぶりなので、
とってもわくわくしてるんです。

せっかくの「読書の秋」ですから、
たくさん本を読もうと思って！

読みたい本……、そうですね、
先日映画化された物語の原作、
気になってるんですよね。

あ、あと子供のころから読んでいる
ファンタジー小説の続編が出たんです！　
それも読みたいな……

え、いつもよりテンションが高い、ですか？　
ふふ、そうかもしれません

私、昔から物語の世界に没頭することが
大好きだったので、
しょっちゅう本を読んでいました

読書を通して、まだ知らない、
見たことのない世界に触れて、
いろんな空想を巡らせていたんです。

もしも魔法が使えたら、このお話みたいに
ほうきで空を飛べるのかなとか、
私が発明家だったらトラブルなんて
簡単に解決しちゃうのに、とか

今日みたいに図書館に来たときは、
どの本から読もうか、
今日はどの本を借りようか、
毎回本棚の森を探検している気分でしたし！

ふふ、そんな思い出が詰まった図書館に
先輩と二人で来られるだなんて、
ちょっと不思議な気分です

あ、でも今日は本を借りたら、
早めに図書館から出ませんか？

だって、図書館の中だと先輩と
おしゃべりできないじゃないですか。

近くにおすすめのカフェがあるんです。
そこでお茶をしながら、本を読みたいです♪